HOME > 新商品で世界市場におけるシェアを獲得した企業たち

新商品で世界市場におけるシェアを獲得した企業たち

中小企業が大手企業を凌ぐほどのトップシェアを獲得するためには、大手では真似することのできない、卓越した技術を持つことが重要だ。それと同時に、大手企業では考え付かないようなアイデアをベースにした、「新商品」を開発することも重要である。ここで紹介するのは、そんな「新商品」の開発によって世界トップシェアを獲得するに至った中小規模の企業たちである。

蛍光体市場をほぼ独占する「根本特殊化学」

暗所でも時計が読めるのは、文字盤に塗布された蛍光体のおかげである。この蛍光体分野において世界市場をほぼ独占しているのが、杉並区に本社を置く根本特殊化…

宇宙の観察から映像化へ。「五藤光学研究所」のプラネタリウム

美しい夜空を疑似的に映し出すプラネタリウム。世界各国にあるプラネタリウムのほぼ半数を作っているのは、日本の五藤光学研究所だ。国内で初めてプラネタリウ…

「美しい!」その感動をビジネスチャンスに。「マリーンバイオ」の原点は沖縄の珊瑚礁

珊瑚礁の海を見ると、誰もが「なぜこんなにも美しいのだろう」と感じるだろう。しかし、そう思った人のほとんどは、いつしかその感動を忘れてしまう。が、マリ…

「野田鶴声社」その笛の音はスタジアムから世界へ。

2002年のW杯で活躍した日本の中小企業は、競技用ボールのモルテンだけではない。審判員が吹く笛の多くは、東京の野田鶴声社が手掛けたものだ。住宅街にひっ…