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大手と対等に取引をする企業たち

日本を代表する産業とも言われる“金型産業”に見られるように、中小企業の多くは自らの卓越した技術力をセールスポイントにしている。それゆえに、「仕事の依頼を待つ」、いわゆる「下請け」になりがちだ。しかしこれでは、いずれ生き残りが難しくなってしまう。ここで紹介するのは、そんな下請け構造から抜け出し、大手と対等に取引をする「横請け」となった企業たちだ。

航空機まで手掛ける中小企業「東成エレクトロビーム」

真空中で高速の電子ビームを発射し、瞬時に金属を溶接する技術を“電子ビーム溶接”と呼ぶ。この電子ビーム溶接の分野において、世界トップレベルの技術を持つ…

世界中の家電で生きる「タイツウ」のコンデンサー

電気製品に欠かせない電子部品と言えば、蓄電器=コンデンサーだろう。国内外を問わず、多くの電子機器メーカーが採用する“高電圧フィルムコンデンサー”を手掛…

超高精度の金型で勝負する「キメラ」

「世界最大の金型生産国」と称される日本には、およそ1万2000の金型企業がある。精密機械部品の金型メーカーであるキメラは、ミクロン単位というきわめて高…

従来の常識を覆す電子プロープを開発した「スタック電子」

高周波関連の電子計測器や伝送機器の部品を手掛けるスタック電子は、オシロスコープの核となる“電圧プロープ”市場で圧倒的なシェアを持つメーカーだ。オシロス…